「バングラデシュ」ってどんな国?

こんにちは。BJITマーケティング担当のオロニと申します。

突然ですが、みなさまは、バングラデシュについてどんなイメージを持たれていますか?
「インドの横にある国」「一日三食カレーの国」(!?)など、様々かと思います。

バングラデシュには、日本とは大きく異なる生活、歴史、文化などがあります。
今回は、それらを全体的に少しずつかいつまんでご紹介していきます!

みなさまに、バングラデシュの国としても魅力を知っていただき、「バングラデシュってこんな国」というイメージがより深まるきっかけになれば幸いです。

▼バングラデシュの概要

▷国名

正式名称は「バングラデシュ人民共和国」です。
国名をGoogleで検索してみると「バングラデッシュ」や「バングラディッシュ」と書いているサイトがありますが、正しくは「バングラデシュ」です。

バングラデシュの公用語であるベンガル語は、「バングラ=ベンガル人」「デシュ=国」を表します。つまり「バングラデシュ=ベンガル人の国」という意味なのです。
補足:バングラデシュ人=ベンガル人とも呼びます

▷地理

バングラデシュはインドとミャンマーに囲まれた位置にあります。

国の広さは日本の約4割(北海道の約2倍)で、首都「ダッカ(Dhaka)」は国のほぼ中心に位置します。

ヒマラヤ山脈からインドを通り流れてくる大河「ガンジス川」の下流に位置し、世界遺産にも登録されている世界最大のマングローブ天然林「シュンドルボン」があります。国をまたぐ大きな川が特徴的な国です。

第二の都市「チッタゴン」には、全長125キロメートルの「世界最長の天然ビーチ」があります。
バングラデシュ人のリゾート地でもあるのですが、外国人観光客はほぼ皆無です。

そのため、私たち日本人が訪れると現地の住民が快く歓迎してくれます。
特に地域の子どもたちは外国人に対して興味津々で、一緒に写真を撮ってほしいとお願いしてきたり、「どこから来たの?」などと質問攻めに合うこともあります。

バングラデシュの子どもたち
バングラデシュの子どもたち
「どこから来たの?」と質問攻めに合うことも

▷気候

世界地図で見ると沖縄のやや南の緯度となり一年間通して暑い国ですが、6月~9月は雨季で、洪水になるほど雨が降ります。
特に4~5月や10~11月頃の季節の変わり目の時期は、サイクロンや竜巻なども発生するので注意が必要です。

一年間通して平均気温が25℃以上あるため、日本の気候と大きく異なるのが「雪がまったく降らない」ということです。
そのため、バングラデシュ人の友人が日本に来た時に「生まれて初めて見た雪」に感動する様子を何度も見たことがあります。

一年を通して温暖な気候のバングラデシュ

▷言語

バングラデシュの母国語は「ベンガル語」といいます。
ちなみに下記はなんて書いてあると思いますか?

আপনি কেমন আছেন

これはベンガル語の一般的なあいさつ「お元気ですか?(アプニ ケモン アチェン)」と読みます。初めてご覧になる方は、まるで象形文字のように見えるのではないでしょうか。

母国語のベンガル語に加え、小学校から大学の授業では英語を積極的に取り入れているため、流暢な英語を話せる方がとても多いのが特徴です。

▷人口

バングラデシュの人口は世界で8番目に多く、1億6000万人を超えています。
平均年齢は24歳で、更に年間100万人以上(※1)の人口が増えているようです。

しかし、国土面積は北海道の約2倍ほどしかなく、都市国家やシンガポールなど国土面積の小さい国を除くと「人口密集率が世界一」です。
そのため、ダッカ市内の町並みは何処へ行っても人でごったがえし、毎日のように交通渋滞が起こっています。

(注:※1)経済産業省「人口動態、および人口成長率・年齢別人口構成」を参照

バングラデシュ首都ダッカの日常風景
「交通渋滞」

▼歴史・国民性

▷バングラデシュの歴史

バングラデシュは、独立国家として約50年の歴史があります。
1947年までは英領インド地域として⽀配され、以降はパキスタンとして統治下にありました。1971年に独立戦争で、母国語のベンガル語を守るために戦い、バングラデシュ⼈⺠共和国として独⽴しました。
国民の中では独立を勝ち取った歴史的な背景から、現在でも自国を愛する方が多くいます。

また、日本で意外と知られていないのですが、バングラデシュはアジアを代表する「親日の国」です。皆さん日本が大好きで、留学や就職に憧れを抱いている人々がたくさんいます。

親日の背景として、バングラデシュが東パキスタンから独立した際に、日本が世界に先駆けてバングラデシュを独立国家として承認しました。
その翌年、1972年に外交関係を確立し、日本の政府開発援助(ODA)の対象国として現在まで50年近く、世界トップクラスの支援を行ってきました。

その友好関係の現れなのが、日本とバングラデシュの「国旗」です。
「独立当時の初代大統領が日本の国旗を参考にした」とのエピソードがあります。

バングラデシュの独立記念日パレード

▷国民性

家族や友人を大切にする穏やかな国民性です。特におしゃべりが大好きで、休日は世間話をして過ごす人が多いです。普段は温厚でのんびりとしたキャラクターですが、困っている人がいると親身になって助け合います。

理由として、人口の約7割が農村部に居住し、共同作業をする文化が根付いているからです。そのため、人とのつながりや協調性を大切にします。宗教面では、国民の9割がイスラム教徒となりますが、他の宗教にも寛容な国民性です。

笑顔のエンジニア
温厚で優しい性格のバングラデシュ人

▼経済・産業

▷経済

豊富な労働力により経済成長率は過去10年間で、安定的に毎年6%を維持しています。
日本貿易振興機構(ジェトロ)の情報によると、国の経済成長率(2018年/2019年度は8.1%)がアジア諸国では世界一の水準になるほど、急成長している国です。

さらなる経済発展のため、⽇本政府やJICAによって運輸・電⼒などのインフラ整備から、基礎教育、保健医療、農村開発、災害対策などのあらゆる分野で⽀援が⾏われています。

経済成長スピードが世界一のバングラデシュ

▷産業

バングラデシュの主要産業としては⾐料品・縫製品産業、農業が挙げられます。
国内には⽇本の⾐料品メーカーを代表するユニクロも⼯場を構え、アパレルの輸出額は中国に次ぐ世界第2位です。

バングラデシュはアジアで最も縫製業の賃金が安く、世界中のファッションブランドがバングラデシュに参入しています。たとえば、ZARA、H&M、Walmart、GAP、ノースフェイスなどの世界中の有名ブランドが生産拠点を構えています。

もしかしたら、皆さんの自宅のタンスの中にも「メイド・イン・バングラデシュ」の洋服があるかもしれません。

アパレル生産の輸出額は世界第2位

▼まとめ

ご覧いただきありがとうございました。
これから、さらに経済発展していく可能性を持つバングラデシュですが、日本での知名度はまだまだ低いのではないでしょうか。

急速な経済発展を遂げている新興国として、魅力を感じていただければ嬉しく思います。
なかなか訪れる機会の無いバングラデシュですが、BJITグループでは現地の案内も行っています。(※現在はコロナウイルスの影響により現地案内を一時中止していますが、状況が落ち着き次第、再開予定です)

もし、ご興味がございましたら、お気軽にお声掛けをいただければ幸いです。

バングラデシュの首都ダッカにて撮影
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オロニ

オロニ

BJITグループのマーケティング担当のオロニと申します。 1994年にバングラデシュ×台湾のハーフなのに、なぜか日本で生まれる。 趣味は飲み歩き、車で遠出。 2016年から映像系の仕事に携わる。 2020年1月、株式会社BJITに入社し、営業、マーケティング担当として日々勉強中。
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