バングラデシュ人エンジニアの特徴

こんにちは。BJITマーケティング担当のオロニです。
この度は、本ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回のテーマは、「バングラデシュ人エンジニアの特徴」です。
近年、日本のIT人材を取り巻く環境では、少子高齢化が進み、若い世代を中心にIT業界離れが加速、さらに優秀なエンジニアは取り合い状態・・・。

そんな状況の中、「プロジェクトの引き合いはあるのに、人手が足りなくて受注できない」という悩みを抱える、IT企業のご担当者様は多いのではないでしょうか。

そんな日本とは対照的なのがバングラデシュです。
政府がIT教育に力を入れ、学生の一番人気の職業は「ITエンジニア」。
毎年数多くのエンジニアを輩出し、豊富なエンジニア数とコストメリットがあることから、世界からIT・アウトソーシング対象国として注目度が高まっています。

なぜ、バングラデシュ人エンジニアが注目されるのか?

まず注目を集めるのが、バングラデシュのエンジニアの多さです。
バングラデシュは、人口1億6千万人の「世界で8番目」に人口が多い国で、平均年齢が24歳と若い人材が溢れている国です。

現在、バングラデシュ国内のIT企業は年々増加傾向にあり、ITアウトソーシングに携わるエンジニアは100万人前後と言われています。

特にフリーランスで働くエンジニアが多く、国内のソフトウェア開発に従事するフリーランサーは約60万人と言われ、主にアメリカ、ヨーロッパからプロジェクトを受注しています。

このように、グローバルに活躍できる若い人材が豊富なバングラデシュ。年々、ビジネスの新天地としてバングラデシュを選ぶIT企業が増えてきています。

プログラミングコンテストの様子(ダッカ大学)

バングラデシュ人エンジニアの特徴

▷仕事に対しての責任感が強い

バングラデシュ人エンジニアは、他国の外国人エンジニアと比較すると「就職後の定着率」が高い傾向にあります。それには、「生まれ育った環境」や「国民性」が深く関係していると言えます。

バングラデシュの農業の7割が「稲作農家」で、首都ダッカから郊外に行くと、見渡す限り田んぼだらけです。そこでは、近所付き合いを大切にし、田植えを手助けし合う、日本の農家と似ている文化が根付いています。

そんな環境で育った人々の人柄は「温厚」で「ちょっぴりお節介」(笑)。
特に仲間が困っていると、すぐに手を差し伸べてあげる思いやりのある性格です。

このように「仲間」を思いやることを大切にするバングラデシュ人。
IT業界においても、他国の外国人エンジニアが定時で帰る中、バングラデシュ人エンジニアは、最後まで同僚に付き合い、場合によっては土日出社をしてプロジェクトの納期に間に合わせる気概(きがい)があります。

1つ、印象深いエピソードとして、2011年に発生した「東日本大震災」の時の出来事をご紹介します。大震災があり、他国の外国人エンジニアがプロジェクトから離脱して、続々と母国に帰ってしまう中、バングラデシュ人エンジニアだけは帰国せずに日本に留まり、プロジェクト遂行に努めたということがありました。

日本企業との集合写真

▷最先端テクノロジーへの高い関心

AI、ディープラーニングなど最先端テクノロジーに関する能力を持つエンジニアは、国内や海外でも非常に注目されていますが、日本人のエンジニアの数は、圧倒的に少ないのではないのでしょうか。

バングラデシュのコンピューターサイエンス学科では、最先端技術を専攻することが主流です。研究結果をまとめた卒業論文が、海外のフォーラム(技術関連の専門コミュニティ)に掲載されることも珍しくありません。特に、若手エンジニアたちが最も強い関心を示すのが「AI・ディープラーニング」の技術領域です。

自社のパッケージソフトや製品を持つ日本企業にとっては、既存のサービスに最新テクノロジーを取り入れ、新たなサービスを作り出すためにも、バングラデシュ人エンジニアの技術能力は魅力的に映るのではないでしょうか。

チームでプログラミングする様子
先端技術領域の関心が高いエンジニア達

▷実践的なプログラミング能力

バングラデシュ人エンジニアの多くが、プログラミングコンテストの実績、ポートフォリオ、GitHubアカウントを自己PRとして経歴書に載せています。

特に若手エンジニアは、国際大学対抗プログラミングコンテスト (ACM-ICPC) や、海外コンテスト (Topcoder、Codeforces)に積極的に参加しています。
開発言語は、「Java、C++」を必修言語とし、最近では、Pythonを得意とするエンジニアが増えています。

過去に、自身で開発したWeb・モバイルアプリケーションのプロダクトリリースを経験しているエンジニアも多く、実践的な技術能力を身に付けています。

チームでプログラミング課題に取り組む様子

バングラデシュの教育

バングラデシュは日本以上に学歴社会です。

コンピューターサイエンスの分野では、名門大学が複数あり、特に有名なのが、バングラデシュの東大と言われている、最高峰の『ダッカ大学』です。

ダッカ大学は1921年にイギリス領インド帝国、現在のバングラデシュ首都ダッカに設立された国内で最も歴史ある国公立大学です。70の部局の下に13学部があり、在学生は約3万7千人程です。

毎年、各学部の受験倍率は100倍を超えているのですが、特に人気の高いコンピュータサイエンス科の倍率は「2000倍」を超える年もあります。

激しい競争を勝ち抜き、高度な教育を受けたエンジニアたちは、世界各国の大手企業から注目を集め、GoogleやFacebookなどから、並外れた条件でスカウトされることもしばしばです。

国内最高峰の「ダッカ大学」

他国との比較

人件費が高騰している中国やインドと比較し、バングラデシュオフショアの人月単価ではその約半分。ミャンマーやベトナムに比べても、まだまだコストが、1〜3割低いことが特徴です。

例として、バングラデシュの新卒エンジニアの初任給が日本円で約3〜4万円ほどです。他の国に比べ人件費が低いので、最先端技術を学んだ優秀なエンジニアも、採用コストを抑えつつ確保することができます。
また、バングラデシュは、初等教育から大学の授業を英語で行うため、非常に流暢な英語を話せるエンジニアが多いのも特徴の1つです。

国際的な貿易機関であるJETROの調査でも、バングラデシュ人エンジニアの「人材の質の高さ」や「定着率」がアジアの中でも高水準との評価が出されています。

まとめ

ご覧いただきありがとうございました。
今回は、世界が注目しているバングラデシュ人エンジニアの魅力について迫りました。

非常に勉強熱心で素直な性格を持ったバングラデシュ人エンジニア。最先端技術への関心も高く、日々スキルアップを惜しみません。また、英語も流暢に使いこなせるので、日系IT企業のグローバル展開において大活躍するにちがいありません。

人口ボーナスがまだまだ続くこの国ですが、優秀な人材を確保するには、現地パートナーが必要だと考えます。
BJITは、現地採用のサポートを行っておりますので、是非お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

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オロニ

BJITグループのマーケティング担当のオロニと申します。 1994年にバングラデシュ×台湾のハーフなのに、なぜか日本で生まれる。 趣味は飲み歩き、車で遠出。 2016年から映像系の仕事に携わる。 2020年1月、株式会社BJITに入社し、営業、マーケティング担当として日々勉強中。

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